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理事長所信

公益社団法人江刺青年会議所
2018年度理事長
第49代理事長 菅原 大介

【はじめに】

 人はこの世に生を受け、その人生を全うする。

 人にはそれぞれの意思や価値観があり、それぞれの幸せがある。

 では、人にとって幸せとは何か。

 物やお金を手にする事が幸せと考える人もいれば、地位や権力を手にする事を幸せと考える人もいる。

 一方で、人の為に尽くす事を幸せと考える人もいれば、紛争のない世界の平和を幸せと考える人もいる。

 物質的な豊かさや精神的な豊かさ、それぞれの幸せの考え方があり満足感がある。

 私は幸せになりたいと思い生きている。

 自身の目的を達成し、周りの状況を変えたいと思い日々生きている。

 その中で青年会議所に出会った。

 青年会議所では「修練」「奉仕」「友情」の三信条の下に、「明るい豊かな社会の実現」に向け、志を同じくする人が集い運動・活動を推進している。 では、「明るい豊かな社会」とはどの様な社会なのだろうか。

 私は考える。

 青年会議所に入会し、その運動・活動において多くの人に出会い学んだ。

 この地域で共に活動する仲間や先輩、個人や団体。その多くの出会いの機会により、人とのつながりを通して得られる心のふれあいが、大きな輪となり広がっていくことが「明るい豊かな社会の実現」に繋がると考える。

 そして、そこには心で感じられる幸せがあると確信している。

【自身に宿る可能性】

 自身の可能性を理解しましょう。

 青年会議所という舞台は、幾多の機会を提供します。

 それは何一つ無駄がなく、自身の形成に個性や成長をもたらし、選んだ道には、あなたの可能性を彩り、様々な分野で発揮します。

 そして、地域社会への貢献や仕事に還元され、自身や関わる人々に幸せをもたらし、豊かな心を育みます。

【会員の資質向上と拡大に向けて】

 今の江刺青年会議所の礎を築いた先輩の意思を受け継ぎ、この運動・活動の歴史や本質を理解し、事業を創る側、参加する側も理に適う事業を構築し、お互いに刺激・感動を生み出す。

 そこには多くの会員が集い、例会事業や委員会など、活動を共にする機会で私達は意思の疎通を図り一つの形として表す。

 青年会議所会員としての根本的ではあるが、その意識・自覚がなければ、新たな会員は迎え入れることが出来ないと考えます。

 自身の言動・立ち振る舞いを振り返り、襟を正しましょう。発信する側も、学び・育成し、自身の発展に繋げていきます。そして、会員一人一人が新たな仲間に手を差し伸べ 「江刺JCへようこそ」の気持ちを心から表します。

【地域と未来を担う子供たちの為に】

 私達の郷土えさしは、少子化が進み、その子供達は働き口を求め「未来の担い手」の流出が深刻になっております。

 現状、それを食い止める効果的な手法はありません。

 しかし、このまちの将来を担うのは間違いなく子供たちであります。

 私達青年会議所のみならず、関わり合いを持つ青年団体もこの地域の現状を正面から受け止め、えさしの将来、子供たちの将来を考え、私達は様々な個人、団体などの協力関係を活かし、事業を通じて私達が伝えたい事、そして子供たちの心にふれ、郷土愛を育むことが、今出来る最良の手法と考えます。

【人材交流から学ぶ】

 私達が属する青年会議所は、地域に根ざした運動・活動を展開しております。

 その中で青年会議所のスケールメリットを活かし、地域行政や様々な団体、個人との共同事業や交流も生まれます。私達が推進する「明るい豊かな社会の実現」は、まさにそのつながりが不可欠であり、今後の地域活動は様々な団体や個人との連携が重要であります。

 そして、人材交流を通じ意見の取り交わしや活動を共にする機会が、私達の成長や地域活動の更なる発展につながると考えます。

【公益事業の可能性を求めて】

 公益法人格取得から5年。

 公益事業として私達が育んできた「OneLove(フェスタ・タウン)事業」は誇りであり、青年会議所運動・活動を推し進める原動力となっております。

 そして、開催年度を重ねるにつれて熟成され「OneLove(フェスタ・タウン)事業」は、この地域に根差した事業となっております。行政、地域、市民、未来の子供たちの繋がりを求め、「市民主体型社会開発事業」「青少年育成事業」の必要性を訴え、地域の問題点に対し効果的な事業の開催は、我々青年会議所の責務であります。

 これまでの「OneLove事業」の意思を継承し、新たな形への変革に挑戦します。

 そして、未来を見据えた。「公益事業」を創造・構築し、江刺青年会議所の可能性を探求していきます。

【創立50周年へのアプローチ】

 江刺青年会議所は2019年度に創立50周年の節目を迎えます。

 49年度にあたる今年は「創立50周年」という一つの区切りに対し、江刺青年会議所の運動を再度振り返り、先輩方が築いてきたこの青年会議所の運動の本質を理解するところから始めます。

 そして、「創立50周年」への橋渡しとして過去から未来へ、我々の運動・活動、そして先輩方の心を継承していきます。

【結び~明るい豊かな社会の実現の為に~】

 江刺青年会議所の創立49年の歴史は、その時代ごとの想いが溢れ、それが積み重なり今に至ります。

 単年度制の青年会議所は一つとして同じ年度は存在せず、その全てに独自性があり、その年々の理事長・会員の想いがその年を創ります。

 オリジナリティーに溢れる唯一無二の一年。

 私が考える「幸せ」とは。

 心を通わせる大切な家族、地域社会や共に協力しあえる個人・団体がそこにあること。

 共に生き、継続を力にし、関わる人と対話し、自己成長に繋げ「幸せ」に近づく為の一年と致します。

2018年度 スローガン
~己の可能性を信じ幸せをつかみとれ!!~
2018年度 基本方針
1、現代的情報発信の有効活用による円滑な組織運営体制の構築
2、会員の資質向上による会員・組織力向上の取り組み
3、One Loveタウン・キッズワーカーズの共催・独自性構築
4、人材交流と人材育成へ繋げる取り組み
5、未来へ繋げる公益事業の構築
6、創立50周年に向けての資料整理と関連事業の実施
2018年度 事業計画
  • 1、総務委員会
    ・総会、例会及び諸会議における設営・運営・庶務の一切
    ・対外広報誌【拓く】の発行・発信と対内広報誌【TRY】の発行・発信
    ・WEBサイトを活用した事業公開とSNSを活用した情報伝達システムの構築
  • 2、会員資質向上委員会
    ・会員の資質向上や会員拡大に繋がる事業の企画・運営
    ・会員家族を含めるJCの相互理解を深める交流事業企画・実施
    ・入会3年以内の会員のサポートと資質向上事業の企画・実施
  • 3、人材育成委員会
    ・One Loveタウンキッズワーカーズの渉外・共催
    ・他団体との人材交流事業の企画・渉外・開催
    ・人材育成に繋がる他委員会との連携事業の企画・実施
  • 4、公益事業企画室
    ・公益法人制度に則した運営の精査
    ・新たな公益事業の企画・実施
  • 5、50周年準備室
    ・50周年に向けた資料整理と関連する例会の実施
  • 6、事務局
    ・総会、例会、各種催し及び諸会議における案内発信・出欠取り纏めの一切
2018年度 組織図